グローバルストリームニュース
国際金融アナリストの大井幸子が、金融・経済情報の配信、ヘッジファンド投資手法の解説をしていきます。

21世紀型AI軍拡競争へ

前回、このコラムで米中貿易戦争の裏には、米国対中露の軍拡競争があると述べた。10月20日、トランプ大統領は、INF(中距離核戦力全廃)条約から離脱すると発表し、再び軍拡競争の仕切り直しが表面化した。

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恐怖が高まるとき

9月5日早朝、台風21号による暴風と雷、そして地震が同時に起こり、恐怖で目がさめた。恐怖といえば、往年のジャーナリスト、ボブ・ウッドワードの新著「Fear(恐怖): Trump in the White House」が話題になっている。ホワイトハウスは恐怖に支配され、側近たちは、国に仕えるのかトランプに仕えるのか、神経衰弱に陥っているという。

トルコショックの先にあるもの

トルコリラが急落し、トルコはカタールから15億ドルの融資を受けるが、焼け石に水のようなもので、エルドアン大統領の下でこのままIMFの支援を仰ぐこともなく対処が遅れると、トルコ危機が周辺に広がっていくことになりそうだ。トルコリラはユーロと相関性があり、ユーロ安に動いている。外債の保有を増やして来た邦銀にとっても信用リスクの増大は警戒すべきである。

潮の目が変わるか?

注目だった7月30-31日の日銀制作会合では、これまでの超緩和策の「副作用」が話し合われ、「微調整」が行われた。ポイントは、長期金利(10年物国債)プラス・マイナス0.2%の変動幅が容認され、「永遠のゼロ」から「将来の金利上昇もあり得る」へとトーンが変わった点だ。

台風12号の進路と日銀

週末は台風12号のおかげで夏休みの行楽が中止になり残念だった方も多いのでは・・・筆者は、この台風の異例の進路に注目する。12号は日本の中央構造線上を、伊勢神宮辺りから上陸し、高野山、熊野神社辺りを通過、そして阿蘇神社の方向に向かった。天変地異や国家的危機の到来を感じるのは筆者だけではない。

米朝会談の裏で繰り広げられる米中通貨戦争

6月12日の米朝会談から早1ヶ月が経とうとしている。7月7日にポンペオ国務長官が北朝鮮を訪問した。その翌日の8日に、北朝鮮は米国からの非核化の要求を「ギャングのよう」と声明を出した。一方で、米国は「進展があった」と報じた。

気になる長短金利差の行方  リセッションはやってくるのか?

先週はVIX指数についてレポートしたが、今週もまた信用市場、債券市場の動きに注目したい。6月にFRBが予想通りの利上げを実施した。米国は目標インフレ率2%を達成し、今年後半9月と12月のFOMCで2回の利上げが見込まれている。短期金利上昇に伴い、気になるのが、2-10年物の金利動向、長短金利差である。

VIXmaggedonはやってくるか?

このところフィナンシャルタイムズ(FT)紙ではVIX(恐怖指数)に関する記事が多い。特に気になるのが、ヘッジファンドがVIXショートポジションをこの1月末以来の水準まで積み上げている点である。ヘッジファンドは株式相場が順調に上昇していくと踏んでいるようだ。  2017年中はボラティリティが低く推移し、VIX…

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