2016/04/22

政治の不安定化が進む新興国 新しい社会契約のとき

 オックスフォード・アナリティックス社のマイケル・ブルース氏は「政治と経済は一体化している。金融・経済の動きを見る上で政治情勢も一緒に見て行かないと正確な情報は取れない」と語る。たしかに、国際金融市場...

2016/04/13

原油とドル、世界の景気と相場に影響

今年1月27日の大井リポートで、原油価格が「炭鉱のカナリア」であるとコメントした。2014 年半ばにバレル当り100ドルの高値を付けた後、原油安に転じ、「逆オイルショック」の今、原油価格は、見通しの...

2016/04/08

核セキュリティと米ソ金融戦争

新年度が明けて、株安・円高が進行している。実際、3月31日と4月1日にワシントンで開かれた第4回核セキュリティ・サミットに向けて、原油安が再び重しとなっていった。この核軍縮会議では、ロシアの欠席が目を...

2016/03/24

日本の成長を阻むものとは

 日頃、筆者は国際金融市場の動向についてウォッチしているが、金融市場が実体経済からますます剥離していくと感じている。  リーマンショック以降、景気浮上策として先進国の中央銀行は、矢継ぎ早に金融緩...

2016/03/11

マイナス金利の行き着くところとは

 「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。何か事が起こると、一見すると関係のないところでその事に起因する予想外の影響が出てくるという因果応報の不確実性をたとえている。マイナス金利についてはどう...

2016/03/04

「年度末相場」に向けて上昇気流

2月26−27日に上海で開かれたG20(財務省・中央銀行総裁会議)では具体的な成果が得られず、各国の通貨安戦争への警戒感が高まるなか閉会した直後に、中国は預金準備率を0.5%引き下げた。  どの...

2016/02/25

国際金融市場、日本市場の見通し

国際金融市場がリスクオフに動いている。その背景には、原油安から産油国の財政が苦しくなり、カタールやUAE、ロシアの政府系ファンド(SWF)が4千億ドル(約40兆円)もの株式を売却している実体がある。原...

2016/02/25

米大統領選挙とミレニアル世代の社会変革

米国大統領選挙では、州ごとに民主・共和党の候補者指名獲得戦が繰り広げられている。民主党では、ヒラリー・クリントン対バーニー・サンダーズ、そして、共和党では、ドナルド・トランプ対テッド・クルーズ...

2016/02/16

マイナス金利でアベノミクスも正念場

 日銀黒田総裁がマイナス金利を導入し、日本国債10年物も史上初のマイナス金利を付けた。現状の市場心理もこの現象には、大きなリスクを感じている。なにしろ、マイナス金利自体が非資本主義的であり、「利子が利...

2016/02/02

日銀マイナス金利の効果は?今後の相場展開は?

先週、日銀がマイナス金利を発表し、多くの市場関係者にとってサプライズとなった。円安・株高を狙った動きではあるが、その効果はいかに。そして、日本経済を支える中堅中小企業にとってプラスなのだろうか...

2016/01/27

原油安の先にあるものとは?

先週はドラギ総裁の超低金利政策続行のニュースにマーケットが好感し、日銀の次なる緩和策にも期待が高まっている。しかし、基本的なトレンドに大きな変化はない。相場は「三割戻し」。下げては3割くらい上げ、また...

2016/01/20

原油と人民元: 逆オイルショック

 年明けから世界の株式相場が下げ続ける。その要因は何か? 経済・金融のニュースでは、中国リスクや原油価格下落が要因だと伝えられている。しかし、大局が動く今、金融市場のみならず国際秩序の大変動を読む必要...

2016/01/14

人民元の国際化で米中通貨戦争が本格化

緊急 ALERT! 本日、日経平均株価が続落しています。この下げ基調は、今年8月頃までは底を這うように続きます。信用買いの投資家たちが追証で売り急ぐために、少し相場が上がってもその後に売りが優勢...

2016/01/07

2016-17年の見通し2

中長期でみると、2016-17年は移行期(Transition)にあたる。ミレニアム世代が「新ニューエコノミー」を牽引するといった明るい兆しが見えるものの、そこに至るまでの移行期にあたる2016-17...

2016/01/04

2016-17年の見通し

Freepikによるデザイン  2015年はFRBの利上げを持って終了した。テロ事件が多かったにもかかわらず、相場はそれなりに持ちこたえた不思議な一年だった。ふりかえると、8月の中国人民元切り下...

2015/12/24

FRBの利上げで見えてくる「米国の一人勝ち」、そして2016年の見通し

2015年は日本にとって節目の年だった。戦後70年、世界中で地域紛争や戦争が続くなか、侵略や殺戮を受けずに、高度な経済成長を遂げ、平和と繁栄を最大限享受したのが日本国民である。 そうしたラッキーな環...

2015/12/10

世界経済の先行きに対する10の警告。下げ相場に備えるとき

マーケットは、来週のFRBによる利上げを織り込んでいるが、じっさい来年の見通しはどうなのか。原油価格の先行きをみても、世界景気全体のスローダウンは明らかである。CNBCニュースは、世界経済の先行きに対...

2015/12/02

サイバーマンデーに見える米国の個人消費

米国では本格的なクリスマス商戦が始まった。感謝祭(木曜日)の翌日は多くの人々が買い物に殺到し、小売店が黒字になる「ブラックフライデー」である。さらに、その週明けの月曜日は、ネットショッピングに殺到する...

2015/12/02

人民元国際化と「アメリカンドリーム」

11月30日に、国際通貨基金(IMF)は中国人民元を米ドル、ユーロに次ぐ第三の通貨に位置づけることを正式に理事会で決定した。日本円の存在が薄まるなか、中国マネーの勢いが世界に押し寄せている。  かつ...

2015/11/26

通貨、戦争、世界秩序の変わる時

人民元がSDR仲間入り、新たな通貨体制のパラダイムの始まりか? 中国が目指す人民元の国際化が、国際金融市場における通貨体制そのものを大きく変えてしまうのか? 戦後設立された国際通貨基金(IMF)は...

2015/11/18

パリのテロ事件、国際金融市場はどうなる?

Freepikによるデザイン   11月13日(金)にパリで大規模なテロが発生し、フランス市民社会は文字通り恐怖に陥った。オランド大統領は国家非常事態を宣言し、国境封鎖へ動い...

2015/11/11

短期的な相場調整、その後にやってくるE革命

  10月にはS&P500指数が前月比で8.3%上昇し、市場は8月半ば以降の下げから回復したように見える。マーケット参加者の中には、中国リスクやグローバルなリセッション...

2015/10/30

通貨安戦争未だ止まず

この1週間に、グローバルな投資マネーは、株式から債券へと「リスクオフ」にシフトした。そのなかで、中国とロシアに関しては、株式・債券からの資金流出が目立つ。 特に、中国に関しては、先週金曜(10月...

2015/10/21

嵐の前の静けさ

マーケットの方向感は、各国の通貨・金融政策に左右されてきた。8月後半以降のマーケットは「下げては半戻し」を繰り返している。この動きが複雑に加速する年末にかけて筆者は警戒感を強めている。 企業の財...

2015/10/17

中国がインフレを世界にばらまくとき

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。中国の鉱工業生産指数が底を打てば、油価・コモディティ価格も底を打ち、中国は世界にインフレを輸出するようになるだろう。中国経済は、高度成長から低成長へと移...

2015/10/07

TPP大筋合意で見えてくるものとは?

5日夜遅くに、TPP(環太平洋経済連携協定)の閣僚会合で交渉参加12カ国が大筋合意に至ったというニュースが流れた。   TPPが各政府で承認を受け、正式にスタートすれば、 ...

2015/10/02

法王の訪米、FRB、中国、コモディティ、シリア、そしてマーケット

9月21日の週、シルバーウィーク中、世界は大きく動いた。習近平国家首席が国賓としてオバマ大統領に招かれた。中国は南沙諸島を埋め立て、軍事的拠点として滑走路を完成させたところだ。米中首脳会談では、サイバ...

2015/09/16

年末までに高まる市場リスク

8月に中国経済の株式市場の下落や原油・コモディティ下落を受けて、国際金融市場のボラティリティが高まるにつれ、FRBの利上げのタイミングが注目されて来た。実際8月後半のローラーコースターのような相場で既...

2015/09/08

中国から放たれた「第三の矢」!

森田さんと私はかつて一緒に働いた仲間です。私は1989年に6月にニューヨークのムーディーズ本社ストラクチャード・ファイナンス部門でアナリストとして働き始め、森田さんは1990年にムーディーズ社で事業会...

2015/09/02

第8回 SAILヘッジファンド・アクセスセミナー

SAILヘッジファンド・アクセスセミナーのご案内   【今回のセミナーの内容】 混乱する世界経済のマクロビューを把握し、ズバリ来年までの相場見通しをつけよう! ここ最...

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