2016/06/25

EU経済統一決壊、巻き戻しと混沌(カオス)へ

   金曜午後に、英国のEU残留が希望的観測にすぎなかったことが判明した。  トレーダーは急遽、「リスクオフ」への巻き戻しを迫られ、リスク資産を売り安全資産へ逃避した。その結果、世界株式同...

2016/06/24

英国国民投票、EUの決壊となるか。

今年も前半が終わろうとしている。 昨年12月にFRBが利上げを実施してから年明け1月から2月前半までは株価下落、エネルギー価格の下落、信用市場の逼迫。 2月の利上げ観測、グローバル...

2016/06/17

FRB金利据え置きで、英国国民投票、日本のマイナス金利はどうなる?

15日、イエレンFRB議長は金利据え置きを決定した。米国経済の低調な成長見通しと、23日に実施されるEU離脱の可否を問う国民投票を考慮に入れたうえでの決定であると述べた。さらに、今後の利上げについて...

2016/06/10

米大統領選と利上げの時期

 米国経済はインフレ懸念もなく落ち着いてはいるものの、3日に発表された5月の米雇用統計では雇用者数の伸びが予想を大きく下回わり、約6年ぶりの低水準となった。週明け6日にイエレンFRB議長はフィラデルフ...

2016/06/05

円高、ボラティリティが高まるとき

6月3日(金)に5月の米国雇用統計が発表された。失業率は4.7%と2007年11月以来の低い数字となったが、非農業部門雇用者数が3万8千人増と予想の16万4千人を大きく下回った。大手通信会社ベライゾ...

2016/05/28

FRB利上げ後、日本はどうなる?

マーケットでは6月のFOMCで金融政策が「正常化」に向かうとの見方が強くなって来ている。米国は量的緩和策の出口に向かっている。  英米が利上げに向かうなか、その他の先進国の国債の金利はマイナスで...

2016/05/18

伊勢志摩サミット、消費税増税見送りの後に来るもの

 5月後半の注目は伊勢志摩サミットである。安倍政権としてはサミットを成功させ、7月の参院選を勝利に持ち込むまでは円安・株高を維持したいところだ。マーケットでは消費税増税先送りは既に織り込み済みであり、...

2016/05/18

市場の風向きが変わるとき

このところ世界で「トランプ現象」が渦巻いている。米国大統領選では、ドナルド・トランプ対ヒラリー・クリントンの対決となりそうだ。米国人は根っから楽観的で新し物好きなのか、あるいは米国はチャンスの国なのか...

2016/04/29

原油、ドル、そして金利

 リーマンショックから8年たとうとしている。国際金融市場はどこへ向かおうとしているのか。  2月中旬以降、原油安とコモディティ価格下落に歯止めがかかり、年明けから下げて来た株式相場も、3月には上...

2016/04/22

政治の不安定化が進む新興国 新しい社会契約のとき

 オックスフォード・アナリティックス社のマイケル・ブルース氏は「政治と経済は一体化している。金融・経済の動きを見る上で政治情勢も一緒に見て行かないと正確な情報は取れない」と語る。たしかに、国際金融市場...

2016/04/13

原油とドル、世界の景気と相場に影響

今年1月27日の大井リポートで、原油価格が「炭鉱のカナリア」であるとコメントした。2014 年半ばにバレル当り100ドルの高値を付けた後、原油安に転じ、「逆オイルショック」の今、原油価格は、見通しの...

2016/04/08

核セキュリティと米ソ金融戦争

新年度が明けて、株安・円高が進行している。実際、3月31日と4月1日にワシントンで開かれた第4回核セキュリティ・サミットに向けて、原油安が再び重しとなっていった。この核軍縮会議では、ロシアの欠席が目を...

2016/03/24

日本の成長を阻むものとは

 日頃、筆者は国際金融市場の動向についてウォッチしているが、金融市場が実体経済からますます剥離していくと感じている。  リーマンショック以降、景気浮上策として先進国の中央銀行は、矢継ぎ早に金融緩...

2016/03/11

マイナス金利の行き着くところとは

 「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。何か事が起こると、一見すると関係のないところでその事に起因する予想外の影響が出てくるという因果応報の不確実性をたとえている。マイナス金利についてはどう...

2016/03/04

「年度末相場」に向けて上昇気流

2月26−27日に上海で開かれたG20(財務省・中央銀行総裁会議)では具体的な成果が得られず、各国の通貨安戦争への警戒感が高まるなか閉会した直後に、中国は預金準備率を0.5%引き下げた。  どの...

2016/02/25

国際金融市場、日本市場の見通し

国際金融市場がリスクオフに動いている。その背景には、原油安から産油国の財政が苦しくなり、カタールやUAE、ロシアの政府系ファンド(SWF)が4千億ドル(約40兆円)もの株式を売却している実体がある。原...

2016/02/25

米大統領選挙とミレニアル世代の社会変革

米国大統領選挙では、州ごとに民主・共和党の候補者指名獲得戦が繰り広げられている。民主党では、ヒラリー・クリントン対バーニー・サンダーズ、そして、共和党では、ドナルド・トランプ対テッド・クルーズ...

2016/02/16

マイナス金利でアベノミクスも正念場

 日銀黒田総裁がマイナス金利を導入し、日本国債10年物も史上初のマイナス金利を付けた。現状の市場心理もこの現象には、大きなリスクを感じている。なにしろ、マイナス金利自体が非資本主義的であり、「利子が利...

2016/02/02

日銀マイナス金利の効果は?今後の相場展開は?

先週、日銀がマイナス金利を発表し、多くの市場関係者にとってサプライズとなった。円安・株高を狙った動きではあるが、その効果はいかに。そして、日本経済を支える中堅中小企業にとってプラスなのだろうか...

2016/01/27

原油安の先にあるものとは?

先週はドラギ総裁の超低金利政策続行のニュースにマーケットが好感し、日銀の次なる緩和策にも期待が高まっている。しかし、基本的なトレンドに大きな変化はない。相場は「三割戻し」。下げては3割くらい上げ、また...

2016/01/20

原油と人民元: 逆オイルショック

 年明けから世界の株式相場が下げ続ける。その要因は何か? 経済・金融のニュースでは、中国リスクや原油価格下落が要因だと伝えられている。しかし、大局が動く今、金融市場のみならず国際秩序の大変動を読む必要...

2016/01/14

人民元の国際化で米中通貨戦争が本格化

緊急 ALERT! 本日、日経平均株価が続落しています。この下げ基調は、今年8月頃までは底を這うように続きます。信用買いの投資家たちが追証で売り急ぐために、少し相場が上がってもその後に売りが優勢...

2016/01/07

2016-17年の見通し2

中長期でみると、2016-17年は移行期(Transition)にあたる。ミレニアム世代が「新ニューエコノミー」を牽引するといった明るい兆しが見えるものの、そこに至るまでの移行期にあたる2016-17...

2016/01/04

2016-17年の見通し

Freepikによるデザイン  2015年はFRBの利上げを持って終了した。テロ事件が多かったにもかかわらず、相場はそれなりに持ちこたえた不思議な一年だった。ふりかえると、8月の中国人民元切り下...

2015/12/24

FRBの利上げで見えてくる「米国の一人勝ち」、そして2016年の見通し

2015年は日本にとって節目の年だった。戦後70年、世界中で地域紛争や戦争が続くなか、侵略や殺戮を受けずに、高度な経済成長を遂げ、平和と繁栄を最大限享受したのが日本国民である。 そうしたラッキーな環...

2015/12/10

世界経済の先行きに対する10の警告。下げ相場に備えるとき

マーケットは、来週のFRBによる利上げを織り込んでいるが、じっさい来年の見通しはどうなのか。原油価格の先行きをみても、世界景気全体のスローダウンは明らかである。CNBCニュースは、世界経済の先行きに対...

2015/12/02

サイバーマンデーに見える米国の個人消費

米国では本格的なクリスマス商戦が始まった。感謝祭(木曜日)の翌日は多くの人々が買い物に殺到し、小売店が黒字になる「ブラックフライデー」である。さらに、その週明けの月曜日は、ネットショッピングに殺到する...

2015/12/02

人民元国際化と「アメリカンドリーム」

11月30日に、国際通貨基金(IMF)は中国人民元を米ドル、ユーロに次ぐ第三の通貨に位置づけることを正式に理事会で決定した。日本円の存在が薄まるなか、中国マネーの勢いが世界に押し寄せている。  かつ...

2015/11/26

通貨、戦争、世界秩序の変わる時

人民元がSDR仲間入り、新たな通貨体制のパラダイムの始まりか? 中国が目指す人民元の国際化が、国際金融市場における通貨体制そのものを大きく変えてしまうのか? 戦後設立された国際通貨基金(IMF)は...

2015/11/18

パリのテロ事件、国際金融市場はどうなる?

Freepikによるデザイン   11月13日(金)にパリで大規模なテロが発生し、フランス市民社会は文字通り恐怖に陥った。オランド大統領は国家非常事態を宣言し、国境封鎖へ動い...

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