2月22日に日経平均株価は3万9,098円を付け、バブル期の最高値を超えました。34年ぶりの最高値更新です。1月から新NISAが始まり、株価上昇で喜んでいる人も多いと思います。では、なぜ34年も株価が低迷し「失われた30年」が続いたのか?そして、これら株高が続くのか?日本の経済も好転していくのか?様々な疑問が湧いてきます。
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iRONNA(産経デジタル)寄稿
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“Game of Inches”、米国覇権の凋落の始まりと地政学リスクの高まり Red Sea Operation Prosperity Guardianから見えてくること・・・
日本、そしてアメリカでも11月から株価が上昇しています。しかし、その裏で地政学リスクが高まっています。最近、米国の覇権国家としての凋落ぶりが目立ちます。バイデン政権の外交の失政、特に2021年8月の惨めなアフガン撤退はネガティブな印象を世界に与えました。来年の大統領選挙に向けて、バイデン政権の弱体化がさらに目につくようになると、地政学リスクが高まる気配があります。
せたがやお金の教室7月度セミナーのご案内
せたがやお金の教室では、運用の世界では著名な大井幸子氏をお招きし、7月は次のとおりセミナーを開催いたしますので、ご出席賜りますようご案内申し上げます。
1.日 時 2024年1月10日(水)18:30~20:002.場 所 京王線千歳烏山下車 徒歩1分 烏山区民センター3階 第4会議室 !-->!-->!-->…
Game of Inches・・・キッシンジャー氏の死が象徴するもの バイデン政権の地政学上の失態
今年もあと2週間ほどになりました。2023年は2020年3月に始まったコロナショックとコロナ禍が明けて世界が「正常化」に向かった年です。今から振り返ると、あのロックダウンや「三密」といった騒ぎは一体何だったんだろう?といった感じです。コロナ後の今、世界の潮流(グローバルストリーム)は大きく変わろうとしています。…
「大きすぎる政府」がもたらしたアメリカ人の「お金のストレス」日本にはどのような金融・経済が必要か?
アメリカでは消費者の金融状況が厳しく、クレジットカード残高が1兆ドル超。ブルームバーグの調査では多くがクリスマス出費を心配、40%が減額予定。インフレと金利上昇による家計の圧迫、小売売上下降、ハイエンド市場も落ち込みを示す。
気になる中東情勢 金融地政学の観点から
10月7日週末ユダヤの仮庵(かりいお)の祭りの最中に、過激派ガザ地区を実効支配しているテロ組織ハマスが、イスラエルを陸海空から奇襲しました。ハマス側はパラグライダーで乗り込むなど、周到な事前準備をしていたこと、その裏にはイランの支援があることがわかっています。さらにイランの裏はイラン原油を輸入する中国があります。今回の中東情勢不安定化に関しては、金融戦争(Financial War)も同時進行し、地政学リスクと金融市場リスクが折り重なっていく様相が見て取れます。
危機と大き過ぎる政府
9月になると思い出すことがあります。2001年9月11日、そして、2008年9月15日です。両方とも、多くの人々の運命を変えてしまった日になりました。毎年、9月になると「今年は何もなければいいな」と思います。さて、私が米国で過ごした1985-2006年の20年近い間に米国社会は大きく変わりました。そして、コロナショック以降も大きな社会変動が続いています。今回は、特に金融市場が1980年代からどんなふうに変わっていったのかをお伝えしたいと思います。
8月15日 敗戦記念日に寄せて:カタカムナ、マルチバース宇宙論、そして、中村天風
今となって太平洋戦争を考えると、満州事変から始まる一連の流れの中で、国際金融資本家(グローバリスト)に唆されて日本は戦争をさせられ、しかも、その戦費までをも払わされたことが理解できます。あるいは、明治維新以来の150年の歴史そのものが彼らのシナリオの上で動いてきたと言えるかもしれません。
BRICs会議を2週間後に控え、今後大きな通貨体制の変更があるのか? 2020年代は1970年代と同じくらい激動の10年になる
8月22日にBRICs会議が開かれます。注目点は、BRICs経済は今後長期に成長できるのか?そして、BRICs共通通貨が「グローバルサウス」に流通し、ドルの覇権を奪うのか? であります。
脱ドル化とBRICs通貨について
"通貨は経済の顔である" 小室直樹(社会学者)
"ロビンソン・クルーソーと人間類型論" 大塚久雄(経済史家)
7月7日の七夕の夜8時から、私は及川幸久さんのニコ生チャンネルにゲスト出演しました。前半はアメリカ独立記念日の意味(7月4日が独立記念日だったので)について、そして、後半は脱ドル化やBRICs通貨の動きについて対談しました。
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