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大井 幸子 636 posts 0 comments
国際金融アナリスト。SAIL社代表。ウォール街で20年近いキャリアを持ち、ヘッジファンドなどオルタナティブ資産の運用に関して論文・記事、講演多数。国際金融および経済について情報発信中。
「大きすぎる政府」がもたらしたアメリカ人の「お金のストレス」日本にはどのような金融・経済が必要か?
アメリカでは消費者の金融状況が厳しく、クレジットカード残高が1兆ドル超。ブルームバーグの調査では多くがクリスマス出費を心配、40%が減額予定。インフレと金利上昇による家計の圧迫、小売売上下降、ハイエンド市場も落ち込みを示す。
BRICs会議を2週間後に控え、今後大きな通貨体制の変更があるのか? 2020年代は1970年代と同じくらい激動の10年になる
8月22日にBRICs会議が開かれます。注目点は、BRICs経済は今後長期に成長できるのか?そして、BRICs共通通貨が「グローバルサウス」に流通し、ドルの覇権を奪うのか? であります。
脱ドル化とBRICs通貨について
"通貨は経済の顔である" 小室直樹(社会学者)
"ロビンソン・クルーソーと人間類型論" 大塚久雄(経済史家)
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コロナ禍3年を振り返る:超緩和政策最後のバブルとその破綻 FRBはインフレと戦い、かつ銀行を救済できるのか?
2020年3月のコロナショックから丸3年で、世の中は大きく変わりました。日本では海外からのインバウンドがコロナ前の水準まで戻りつつあるようです。ここで、この3年で何がどう変わったのか、総括してみたいと思います。
国家の失政がインフレ、景気後退、そして戦争を引き起こす 失政のツケは若い世代に
文豪ヘミングウェイの言葉はそのままバイデン政権の失政に当てはまります。少し意訳しますと、「mismanaged nation…
日銀の超緩和政策の先にあるもの
今年の日本経済、黒田日銀総裁が4月に退任され、その後は問題山積。「永遠のゼロ金利」はなく、アベノミクス残骸をどう処理するのか、本当に舵取りの難しい時です。