グローバルストリームニュース
国際金融アナリストの大井幸子が、金融・経済情報の配信、ヘッジファンド投資手法の解説をしていきます。

PR

2020年5月31日公開 抗議活動に参加する人々が街中を行進し、どんどん人数が増えていく。今回の全米に広がるデモは何に対する抗議なのか?トランプ氏はこうした大衆のエネルギーをMAGA活動につなげて大統領選を優位に勝ち取りたいところだろう。彼をサポートするのがFRBである。
続きを読む...

デフォルトの津波がやってくる

米国の有名な小売店JCペニー、そして、大手レンタカー会社のハーツが破産宣告した。両社とも昔からの馴染みのある名前で、コロナ感染拡大とロックダウンの影響とはいえ、驚きである。これから、企業にも個人にも破綻の津波が押し寄せてくる。

セミナー情報

ビットコインやフィンテック-金融とITの融合によって、さまざまなイノベーション(技術革新)が続く。

その他の最新記事

原油市場始まって以来のマイナス価格、金融市場は壊れてしまったのか?

この数日間は原油価格がマイナスになるというニュースが報じられた。トランプ大統領はいざとなれば石油業界をも救済するつもりであろう。コロナショックの対応で、米国政府は実にすでに10兆ドル!を救済策に充てる。政府やFRBがここまで手を出して全てを支配しまっては、リスクに対する合理的なリターンは計算できない。

Give me liberty or give me death! コロナ感染か経済的自由か? 経済はいつ回復できるのか?

 4月17日(木)に発表された米国の失業保険申請者件数は524.5万件と、失業者が急増している。この4週間で申請件数が2200万件を超え、過去50年で最悪とみられる。このままでは4月の失業率は20%を超えると予想され、2010年から10年かけて創出された雇用が1ヶ月ほどで一気に失われることになる。  

コロナショック下のイースター

 今週末はイースター(復活祭)。10日はグッドフライデーで米国株式市場も休場となる。欧米では季節柄、イースター週末頃に春の明るい日差しが降り注ぎ、長くて暗い冬からの解放感に満たされる。多くの人にとって、キリストの復活をお祝いするイースターは、スピリチュアルな再生を共有する大事なイベントである。人々は教会に行き、家族や親しい友人と食事をしたり楽しい週末を過ごす。  

戦時の国防生産体制(DPA)突入 市民的自由は守られるのか

 米国の26日(木)、新規失業保険申請件数が328万件と過去最多を記録した。マンハッタンでは商店やレストランが閉鎖され、無産階級の人たちは行き場を失い、ウォール街の連中はハンプトンやマーサスヴィンヤードのサマーハウスに逃避している。  大都市ではウィルス感染拡大がオーバーシュートし、マンハッタンのジャビッツセンターは野戦病院さながら、ロサンジェルス沖には海軍の病院船が待機している。今、人工呼吸器が不足している。  

ウィルス世界大戦に日本は耐えられるのか?

 コロナウィルス感染拡大の影響について、私は、1月末には「サプライチェーン分断」による工場閉鎖など生産体制の落ち込みを懸念していた。それから2ヶ月経って、米国各地では「非常事態事態宣言」が出され、州の軍隊が出動。フランスではマクロン大統領が「ウィルスとの戦争状態にある」とテレビ演説で訴え、外出もままならない。欧米では、学校、商店、レストラン、劇場などが閉鎖され、個人消費が一気に落ち込んでいる。  

ニューヨーク株式ブラックマンデー再び

 欧米でコロナウィルス感染拡大が続き、コロナ危機は、金融危機へと伝染し、株価が軒並み下げ、混乱と先行き不透明感は高まっている。  過去にも似たような事は2度あった。テング熱(ZIKA)感染拡大の影響で、2015年12月から16年2月までの1ヶ月半で、マーケットは12%下落した。また、SARS感染拡大により、2003年1月から3月にかけてS&P500は 14%下落した。  

消えたか、パウエル・プット

 3月3日に、FRBは緊急利下げを実施した。利下げ幅は0.5%と通常の2倍、大盤振る舞いだったにもかかわらず米国市場は利下げ発表後に下落し、S&P500は-2.81%とガッカリするほど下げてしまった。  かつて、相場が崩れそうになるとバーナンキFRB議長が金融緩和策を掲げて相場を救ってくれた。マーケットはこうした措置を「バーナンキ・プット」と呼んでいた。  

「コロナ恐怖」世界で株安

 コロナウィルス患者がイタリア、ギリシャ、イラン、アルジェリア等でも出て、世界的な感染拡大「アウトブレイク」状態となっている。今後、国境の一部封鎖などの措置が取られ、人やモノの移動が制限されると経済にも影響が出てくる。株式市場は恐怖感から景気後退を先取りして、世界大幅安となっている。  世界的な感染拡大はマーケット心理を恐怖に陥れ、S&P500 VIXは26まで上昇し、「恐怖と強欲 指数 (Fear & Greed

サプライチェーン・ショックのドミノ倒し、ブラックスワン現れる!

 2003年頃の話だ。私がまだマンハッタンで仕事をしていた頃、大物投資家のサスマン氏がナシーム・タレブが運用するファンドを組入れるというので、そのミーティングに参加するためにグリニッチまで出かけた。ナシームはボラティリティー・トレーディングを専門としていた。  私はナシームとの出会いを『ウォール街のマネーエリートたち:ヘッジファンドを動かす人々』(日本経済新聞出版社

コロナウィルス後に新しい経済システムが始動するか・・・

 2月10日の週は「コロナウィルス感染拡大ももうすぐピークに達する」と、なんとなく楽観的なムードがあった。米中の株価も上昇し、S&P500 VIX指数も14以下で終わった。  しかし、日本でも死者が出るなど、実態はあまり楽観できない。致死率が2.4%と報じられ、武漢や北京は戦時体制(戒厳令)下、情報統制が敷かれ、ホワイトハウスも「中国政府が正確な情報を公開していない」と苦言を呈している。  

最近の投稿

大井幸子監修の投資学習動画

グローバルストリームニュース
メールマガジン

週1回、大井幸子厳選の最新国際金融・経済情報が届く無料メルマガです。
登録はこちらからメールアドレスを入力してお申込みください。