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国際金融アナリストの大井幸子が、金融・経済情報の配信、ヘッジファンド投資手法の解説をしていきます。

円高、日本株続落

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 日本の未曾有の大地震と大津波の爪痕はまるで戦後の焼け跡のようだ。保険という保険会社(生損保、再保険)は保険金支払い手当てのために、海外資産を円に変える必要がある。円高が急ピッチで進むのはそのためか?ニュージーランドに次いで日本での大地震で大手再保険会社さえもが存続の危機にあると報じられた。津波は金融界にも押し寄せそうだ。

 日経平均は連日続落。東電や日立はもとより保険や銀行など金融機関も下げ幅が拡大しそうだ。自然災害とはいえ、計画停電などで受ける中堅企業の損害は大きい。今回の地震は資金調達が苦しいなか必死に頑張る中堅企業を直撃した。日銀はもっと思い切って大量の資金を市場に供給しなければなるまい。今儲かったのは日本株空売りで、「復興銘柄」を買うのは早すぎる。

 日本政府は早く「復興基金」を手当てし、日本が災害に負けずに立ち直るという強い意志と覚悟を世界に示す必要がある。子供手当とか現物支給など細々した話しはさておいて、まずはShow me the money! さもないと日本発世界不況へ。

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