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大井 幸子 664 posts 0 comments
国際金融アナリスト。SAIL社代表。ウォール街で20年近いキャリアを持ち、ヘッジファンドなどオルタナティブ資産の運用に関して論文・記事、講演多数。国際金融および経済について情報発信中。
リスク・オン状態のグローバルマネーはどこへ?中国・日本・米国からは流出、ギリシアやイタリア、スペインの国債やロシア株へ
大海に潮の満ち引きがあるように、マネーの流れも金融政策で変わります。現状は、満ち潮でマネーが市場にじゃぶじゃぶ溢れ、市場参加者にとって流動性が担保され、積極的にリスクを取れる(リスク・オン)環境にあります。…
金融とはおカネを融通し合うこと | お金の正しい守り方6
金融、ファイナンスというと難しいイメージがつきまとう。しかし、平たく言えば、おカネを持っている人とおカネを必要としている人とがお互いに融通し合うシステムである。…
第4回 SAILヘッジファンド・アクセスセミナー ゲスト講師 小松啓一郎博士
<セミナーテーマ>
迫り来るグローバル・リスク、通貨危機、経済破綻
本セミナーでは、今、現実の第一線に立つプロが ホンモノの情報を提供します。…
ロシア金融危機に沈んだもの
1998年に起きたロシア通貨危機によってマーケットはどう動いたのか、1990年代に大きく拡大したヘッジファンドはどうなったのか。当時の、実際のトレーダーに焦点を当てたコラムです。
ロシア通貨危機を生き延びた者
1998年に起きたロシア金融危機によってマーケットはどう動いたのか、1990年代に大きく拡大したヘッジファンドはどうなったのか。当時の、実際のトレーダーに焦点を当てたコラムです。
私募金融市場とヘッジファンドが拡大する米国の資本市場の歴史
「1998年ロシア通貨危機で起きたことと、それまでの流れ」を5回シリーズでお送りします。今回は第2回です。
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巨大ヘッジファンド崩壊の原因から学ぶヘッジファンド投資の注意点 2000年春
2000年春に起きた巨大ヘッジファンド崩壊の真相の第4回(最終回)です。第3回は目次3.巨大化ゆえに顕在化した経営管理リスクよりご覧になれます。…
QEバブル終焉の始まりか? 米国ハイテク銘柄の落ち込み
4月に入ってから、米国株式の長期上昇の原動力だったナスダック総合指数の崩れが目立っている。ソーシャルメディアなどのネット関連株やバイオ関連など人気銘柄が値を下げた。
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巨大化ゆえに顕在化したヘッジファンドの経営管理リスク 2000年春
2000年春に起きた巨大ヘッジファンド崩壊の真相の第3回です。第2回は目次2.ハイテク株相場の流れを読み間違えよりご覧になれます。…
ハイテク株相場の流れを読み間違えた巨大ヘッジファンド 2000年春
2000年春に起きた巨大ヘッジファンド崩壊の真相の第2回です。第1回は目次1.市場拡大が裏目によりご覧になれます。…
デフレ不況に効く金融政策とは?
QEに向かうECB
4月4日の欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見で、ドラギECB総裁が、量的緩和(QE)を含む金融緩和策を示唆しました。ECBもQEに向かわざるをえないほどのデフレ・リスクに直面しています。
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ユーラシア大陸全体を震撼させる危機について -すでにロシア・マネーは縮小し始めている-
ウクライナの危機をはじめ、国際情勢が大きく動いています。国際金融市場にどのような影響が及ぶのか、大変注視しています。
例えば、ウクライナの危機に端を発し、欧米はロシアの資産凍結に加えBank!-->!-->!-->…
米国バブルとバーゲンハンター達の行方
今週気になるニュースの行方は、以下の3点です。米国経済は経済との乖離がすすみバブルの様相を呈してきました。そのような不安定な中で、ウクライナの問題やチャイナリスクがいつ金融危機の引き金となるか分かりません。…
100年に1度の金融危機 QEバブル破綻寸前か! ~山広恒夫さんとの対談~
今回もFRBウォッチャーとして著名な山広恒夫さんとの対談です。
山広さんは、ワシントンD.C.在住でブルームバーグ記者として活躍されています。
『2014年、
アメリカ発 暴走する「金融緩和バブル」崩壊が日本を襲う』
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危機に備えるプライベート・エクイティ・ファンドの動き
未公開株に投資するプライベート・エクイティ(PE)の行動を観察すると、マーケットがどこに向かおうとしているのかを推し量ることができます。
PEを中心に見たマーケットサイクル…
拡大するか中国ヘッジファンド
このブログでも、昨年のアベノミクスの上げ潮に乗って、海外ヘッジファンドが日本市場で大きな収益を上げたとお伝えしました。日本株に投資したヘッジファンドの平均リターンは26%(ドルベース:Eurekahedge)でした。…