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大井 幸子 666 posts 0 comments
国際金融アナリスト。SAIL社代表。ウォール街で20年近いキャリアを持ち、ヘッジファンドなどオルタナティブ資産の運用に関して論文・記事、講演多数。国際金融および経済について情報発信中。
書評:『サムスンから学ぶ勝者の条件』たちばな右近 著
韓国とサムスン――国家と企業という観点から、グローバル化をひたすら走るサムスン、そしてかつての高度成長の栄光を失いガラパゴス化する日本の大企業。この違いはどこから来るのか?…
フェニックス救援隊といっしょに女川へ
3・11大震災から1年たってようやくボランティア活動の機会に恵まれた。東北被災地で救援活動を行っているフェニックス救援隊のお誘いを受け、企業年金基金連合会東京地方協会の関係者ら31名と2日間行動を共にした。…
日本にこそ必要な政府系ファンド
本日FT紙(10月12日付け)で、中国とロシアの政府系ファンド同士が共同で投資を行う新規の中露ファンドを立ち上げたというニュースを読み、私は衝撃を受けた。
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日本人は日本を見捨てて生きていけるのか
今週のダイヤモンド誌「日本を見捨てる富裕層」は興味深かった。同誌が描くジャパン・リスク(円高、デフレ、空洞化、震災・原発、少子高齢化等々)を回避しようとすれば、海外へ資産逃避を行うのも理解できる。
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Deglobalization=Unwinding globalization
Deglobalization
グローバル化の巻き戻しで日本にチャンス!
スマート・シティの標準化を目指せ
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欧米の二番底、新興国の景気減速
米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されたが、巨額の財政赤字問題に決着がついたわけではない。 連邦政府、州政府、そして市町村といったコミュニティのレベルでも、今後はコストカットが予想される。
テクニカル要因からみた市場動向
ここ3カ月のグローバルな資金フローをみると、大きく、1.欧州からの資金流出、2.米国債への資金流入、3.日本株への資金流入 といったトレンドが読み取れる。
ギリシャ、ロシア、トルコ、そして「アラブの春」
ユーロの危機は欧州の危機である。ギリシャがデフォルトするか否かは、来週火曜(6月28日)に緊縮財政法案がギリシャ議会で採決されるかどうかにかかっている。
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Sino Forestは中国版エンロンか
昨日(6月21日)に、大手ヘッジファンド、ポールソン(Paulson & Co)社の新しいゴールド・ファンドについて投資家説明会に参加した。ジョン・ポールソンといえば、