グローバルストリームニュース
国際金融アナリストの大井幸子が、金融・経済情報の配信、ヘッジファンド投資手法の解説をしていきます。
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最新リポート

マイナス金利の行き着くところとは

 「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。何か事が起こると、一見すると関係のないところでその事に起因する予想外の影響が出てくるという因果応報の不確実性をたとえている。マイナス金利についてはどうだろうか。  …

「年度末相場」に向けて上昇気流

2月26−27日に上海で開かれたG20(財務省・中央銀行総裁会議)では具体的な成果が得られず、各国の通貨安戦争への警戒感が高まるなか閉会した直後に、中国は預金準備率を0.5%引き下げた。  …

米大統領選挙とミレニアル世代の社会変革

米国大統領選挙では、州ごとに民主・共和党の候補者指名獲得戦が繰り広げられている。民主党では、ヒラリー・クリントン対バーニー・サンダーズ、そして、共和党では、ドナルド・トランプ対テッド・クルーズの戦いとなっている。…

原油と人民元: 逆オイルショック

 年明けから世界の株式相場が下げ続ける。その要因は何か? 経済・金融のニュースでは、中国リスクや原油価格下落が要因だと伝えられている。しかし、大局が動く今、金融市場のみならず国際秩序の大変動を読む必要がある。  …

通貨安戦争未だ止まず

この1週間に、グローバルな投資マネーは、株式から債券へと「リスクオフ」にシフトした。そのなかで、中国とロシアに関しては、株式・債券からの資金流出が目立つ。…

嵐の前の静けさ

マーケットの方向感は、各国の通貨・金融政策に左右されてきた。8月後半以降のマーケットは「下げては半戻し」を繰り返している。この動きが複雑に加速する年末にかけて筆者は警戒感を強めている。…

マーケットは調整局面へ

お盆開け、マーケットは大きな調整局面に入っている。英米の中央銀行は量的緩和策の出口へ向かっている。リーマンショック以来続いて来た中央銀行相場が終わるとき、多少のマーケットの混乱は避けられない。…