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ヘッジファンド情報
2019年末のマーケットに残るリスクまとめ
今年も残り少なくなった。これから年末にかけて重要なイベントが続く。
サウジアラムコの評価額は砂上の楼閣?リスク
まず、11日にはサウジアラムコがサウジ国内で新規上場を果たした。時価総額が約200兆円である。
FT記事 ”Saudi Aramco IPO: sand!-->!-->!-->!-->!-->!-->!-->…
感謝祭前の「前倒し」利下げに感謝 ショート手仕舞いか
感謝祭前の「前倒しFRB利下げ」には感謝。米国株式相場は最高値を更新中で、日本の株価も上昇している。この後も昨年第4四半期のような大幅下落がないといいのだが。クリスマス商戦は感謝祭の前から前倒しで始まる。これから株価を押し上げる3つのイベントに注目したい。第1にブレクジット。第2にサウジアラムコIPO。第3に米中貿易戦争。
大型台風と「真夏の恐怖」、政治相場の裏にヘッジファンドの動き有り
8月14日、ダウ平均株価が800ドルを超える大幅下落となった。ニュースは「逆イールド」で景気後退感が高まったためと報じている。我々は、ヘッジファンド全体が今後の相場動向をどう見ているかを示す数値、「ネットレバレッジ」に注目するのだが、このところこの数値が低く推移している。ヘッジファンドは不透明な先行きを懸念して弱気なのだ。
米国利下げと株高 Fedラリー、 今後のリスクは?
6月末に行われた大阪G20サミットの最終日に、トランプ大統領は、米中貿易戦争の一時休戦を呼びかけた。その後、パウエルFRB議長が「予備的な利下げ」(insurance cut)を示唆し、利下げ期待から、NY株価は連日高値を更新してきた。
不気味! 逆イールドの出現
今マーケットの懸念は、米国債2年物と10年物の長短金利差を示すイールドカーブ(利回り曲線)の平坦化、さらには、長短が逆転する「逆イールド」にある。2019年はリセッションになるのか?これを防ぐためか、ムニューシン財務長官は、米中の「貿易休戦」を2月末までとし、その期限までに中国が1兆2千億ドル(約136兆円)超の輸入を増やす意向だと述べた。
VIXmaggedonはやってくるか?
このところフィナンシャルタイムズ(FT)紙ではVIX(恐怖指数)に関する記事が多い。特に気になるのが、ヘッジファンドがVIXショートポジションをこの1月末以来の水準まで積み上げている点である。ヘッジファンドは株式相場が順調に上昇していくと踏んでいるようだ。
2017年中はボラティリティが低く推移し、VIX…
欧州ソブリン危機再び?
5月30日にイタリアの政情不安が報じられ、イタリア国債の価格下落と利回り上昇が伝えられた。マーケットは、リスクを取りに行く「リスクオン」から「リスクオフ」へと転じ、株式が売られ、米国債など安全資産が買われた。円高も進み、108円台に乗った。この動きは、31日にはやや落ち着き、ダウ平均株価も300ドル以上値上がりした。
荒れる株式相場、下降トレンドに入った
2月2日金曜、ニューヨーク株式市場が大幅に下落し、週明け5日と6日に日経平均株価が連続して下げ、6日には千円以上も下げた。米国でも5日にパウエル氏が新FRB議長に就任し、いきなりダウ平均株価が1000ドル以上の下げとなった。しかし、6日には567ドルと大きく反発した。ここから先、3ヶ月ほど相場は大きく荒れるので要注意だ。…
トランプショーは終わらない
1月30日(日本時間の31日)にトランプ大統領の一般教書演説があった。筆者もBBCのライブでその様子を見た。自画自賛に満ち溢れたショータイムに辟易し、政治までが仮想になったのかと一瞬感じた。
多くの米国人は個人の年金などを株式で運用しているので、株価が堅調で資産価値が増えていく限りは、トランプ氏が暴言を吐こうが直接生活に影響しない限りは、どうでもいいというところなのだろうか。…
1月のヘッジファンドニュースレター
1月のヘッジファンドニュースレターを配信しました。以下はサマリーです。
2017年12月
YTD(年初来)
TOPIX(円)
+1.57%
22.23%
S&P500(US$)
1.11%
21.83%
HFA(US$)
0.94%
8.83%
2017年12月のHF全体のパフォーマンスは平均 +0.94%、2017年通して…
12月のヘッジファンドニュースレター
12月のヘッジファンドニュースレターを配信しました。以下は2017年12月号のサマリーです。
2017年11月
YTD(年初来)
TOPIX(円)
1.48%
20.34%
S&P500(US$)
3.07%
20.49%
HFA(US$)
0.47%
7.70%
11月のHF全体のパフォーマンスは平均 +0.47%、年初来…
トランプ政権を支える新たな軍産複合体
トランプの「ロシアゲート」をめぐり、ホワイトハウス、米議会、メディアが大きな不信の渦に巻き込まれている。部下同士を戦わせるというトランプ独自のマネジメントスタイルで、内部が「誰が誰の敵で味方なのか」分からない混沌とした状態となっているようだ。
そもそも政治に関心のない不動産屋トランプがどのように大統領にのし上がったのか。その裏側には彼を支えてきた新たな軍産複合体の姿がある。
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トランプ政権発足から半年が経って、ヘッジファンドに見られる奇妙な動き
トランプ政権発足から半年が経った。オバマケアの撤廃もままならず、このままでは共和党内の内ゲバや議会との断絶で、政策が何も実行できない可能性がある。大減税やインフラ投資はいつどうなるのか?期待で膨らんだ株価はどうなるのか?
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首都大学東京オープンユニバーシティ(OU)春学期の受講生開始
本講座では、前半の4回でライフプランの基本を学びます。4回目には受講生ご自身の人生設計をキャッシュフローで示していただきます。
後半4回では金融リテラシーを高め、資産保全の手法を学びます。8回目には、ライフプランに沿った自分なりのポートフォリオを作ります。エクセルを使い、実践します。講師は独立系の実務家です。
実施日
2017/04/18 ~ 2017/06/20
曜日
火
時間
19:00~20:30
定員
20名
キャンパス…
2016年終わってみれば、トランプとヘッジファンド
今年は申年なので「相場が荒れる」と言われていたが、まさに想定外のショックの連続だった。昨年12月にFRBが金利を引き上げ、年明け1月に入ると中国市場が大きく下げ、上海総合指数は2015年7月のピーク時から4割以上も下落した。中国当局はサーキットブレーカーを作動させ、ボラティリティを抑制しようとした。そして、2月半ばには原油価格がバレル当り30ドルを割り込み、底を打ち、3月から世界の株式市場は上昇した。
参考記事 FT(12月16日付) ”The real…
「米国第一主義」トランプフレーションの効果とゆくえ
11月24日は米国の感謝祭で、家族で感謝祭を過ごすために移動する人々で今週は空港が混雑し、4350万人が車で移動したために道路が大渋滞した。その翌日からはクリスマス商戦が本格化し、一年で最も華やいだ季節がやってくる。
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日経新聞によって報道された「ヘッジファンド苦境」
イエレンFRB議長の一挙一動を注視しているのは、ヘッジファンドも同じである。ヘッジファンド業界リサーチeVestment社アセットフロー・レポート(8月24日付)によると、全体の総資産運用額は約3兆ドルで、年初来559億ドルが解約されている。日経新聞(8月31日付)記事「ヘッジファンド苦境」でも、2015年に引き続きヘッジファンド全体のパフォーマンスが冴えないため、資金流出が続いていると報じている。…
長期化する英国のEU 離脱問題と信用逼迫
英国のEU離脱問題が今後、世界経済や金融市場にどのような影響を与えるのか。
離脱前と離脱後を比べると、激しい変動があったにもかかわらず、欧州株は6月中7%上昇し、米国株も2%上昇した。第2四半期の運用実績には響かないよう6月末に向けて買い戻しが行われたとも読める。それでも年初から6月末日までの実績を見ると、欧州株全体でマイナス8〜10%と下げている。
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FRB金利据え置きで、英国国民投票、日本のマイナス金利はどうなる?
15日、イエレンFRB議長は金利据え置きを決定した。米国経済の低調な成長見通しと、23日に実施されるEU離脱の可否を問う国民投票を考慮に入れたうえでの決定であると述べた。さらに、今後の利上げについても、年に1回ほどの穏やかなペースになると予想される。FRBの金利据え置きのニュースを受けて、米国株式は続落し、ドルは下落した。
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政治の不安定化が進む新興国 新しい社会契約のとき
オックスフォード・アナリティックス社のマイケル・ブルース氏は「政治と経済は一体化している。金融・経済の動きを見る上で政治情勢も一緒に見て行かないと正確な情報は取れない」と語る。たしかに、国際金融市場の動向は国際政治情勢と切っても切れない。
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原油安の先にあるものとは?
先週はドラギ総裁の超低金利政策続行のニュースにマーケットが好感し、日銀の次なる緩和策にも期待が高まっている。しかし、基本的なトレンドに大きな変化はない。相場は「三割戻し」。下げては3割くらい上げ、また下げるといった繰り返しである。その大きな要因に原油安がある。
かつて炭鉱が安全かどうかを事前に確かめるために、まずカナリアを放って、無事に戻って来たらこの先に有毒ガスもないと判断し、人が掘り進んだ。
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FRBの利上げで見えてくる「米国の一人勝ち」、そして2016年の見通し
2015年は日本にとって節目の年だった。戦後70年、世界中で地域紛争や戦争が続くなか、侵略や殺戮を受けずに、高度な経済成長を遂げ、平和と繁栄を最大限享受したのが日本国民である。…
世界経済の先行きに対する10の警告。下げ相場に備えるとき
マーケットは、来週のFRBによる利上げを織り込んでいるが、じっさい来年の見通しはどうなのか。原油価格の先行きをみても、世界景気全体のスローダウンは明らかである。CNBCニュースは、世界経済の先行きに対して、10の警告を発している。
10 warning signs for investors in 2016…